ニートの大きな悩みのひとつは「お金がない」こと。
だからといって、投資や接客業などで稼ぐのは向いていません。
人と接するのが苦手な場合が多いニートの人には、自宅でできる稼ぎ方がおすすめです。
この記事では、ニートにおすすめできない稼ぎ方3選、ニートが自宅で稼ぐ方法5選などをお伝えします。
あなたも一歩踏み出して、安定した収入を得られる未来を手に入れましょう。
ニートのツライこと1位は「お金がないこと」
最初に、ニートの人がどのようなことで悩んでいるかを紹介します。
就職や転職、アルバイトなどに関するコンテンツを提供しているWebサイトの「Biz Hits」は、ニートor無職の288人を対象にアンケート調査(*1)を実施しています。
同調査では「ニートや無職になってツライこと」を尋ねる項目があり、「お金がない」と答えた人が171人と圧倒的に多かったのです。
お金がなくても親と同居していれば生活自体はできるでしょう。
しかし、そのままでは将来確実に困ることになるので、自分に向いている稼ぎ方を早めに見つける必要があります。
*1 出典:Biz Hits「男女288人アンケート調査」
ニートにおすすめできない稼ぎ方3選
ニートの皆さんが無理なくお金を稼ぐには、自分に合った方法を選ぶことが大切です。しかし、稼ぎ方の中にはニートの人に向いていない方法もあります。
ここからは、ニートの人におすすめできない稼ぎ方を3つ解説します。
投資
投資は、リスクの高い稼ぎ方です。
投資には知識と経験が必要で、株やFXなどは価格が上がれば儲かりますが、下がれば損をすることになります。
また、市場の動向を予測するのはかなり難しく、投資初心者が大金を得るのは難しいのが現実です。
金融庁の調査(*2)では、投資信託に投資して利益を得た人は3割とされています。つまり、7割の人は損をしているのです。
これらのことから、ニートの人に投資はおすすめできません。
*2 出典:金融庁「安定的な資産形成に向けた金融事業者の取組み状況」
人と接する機会が多い仕事
接客業や営業職など、人と接する機会が多い仕事は、ニートの人にとって辛い仕事になる恐れがあります。
ニートの人は、社会に出て他人と接することに慣れていないためです。
また、接客業などには高いコミュニケーション能力が必要で、ときには長時間働くことも求められます。しかし、これらはニートの人にとって、ストレスになりやすい要素です。
このような理由から、人と接する機会が多い仕事はニートの人に向いていない稼ぎ方だといえます。
金融機関からの借入
金融機関からの借入は一時的にお金が手に入るものの、その後が問題となります。ニートの人は経済的な余裕がないため、借金を返済するのが難しいからです。
それに、借金には元金だけでなく利息も含まれるため、雪だるま式に増えてしまうこともあります。
また、金融機関からお金を借りられるカードローンやキャッシングなどは、利息が高いケースも見られ、返済に時間がかかりやすいのも特徴です。
ニートの人はこうした稼ぎ方を避け、自分に合った方法で収入を得た方が良いでしょう。
ニートが自宅で稼ぐ方法5選
ニートになると、お金を稼ぐのが難しくなりますが、世の中には自宅で稼ぐ方法もたくさん存在します。
ここでは、ニートの人におすすめの、自宅で稼ぐ方法を5つ紹介します。
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で不特定多数の人に仕事を発注する仕組みのWebサイトです。
クラウドソーシングサイトを利用すると、文章作成やデータ入力、翻訳、プログラミングなど、さまざまな種類の仕事を見つけられます。
ただし、常に仕事を取れるわけではないため、一定の収入を得るにはコツが必要です。また、技術的な仕事は専門知識も求められます。
それでもニートの人には、自分のペースでスキルを磨き、就労経験を得られるという点でおすすめです。
自分の力を試し、自信をつけるための一歩として活用してみましょう。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、自分のブログやホームページで企業の商品・サービスを紹介することで、報酬を得る仕組みです。
ブログなどを経由して商品が売れると、報酬が得られます。
アフィリエイトを始めるために必要なものは、パソコンとインターネット環境だけなので、自宅で働けます。
初期費用や在庫を必要とせず、自分が好きな商品などを宣伝できるのがメリットです。
その反面、ブログなどに多くの人が訪れなければ収入は少なく、人気を集めるための工夫や努力が必要です。また、怪しい商品を紹介しないための情報収集能力も求められます。
とはいえ、ニートの人には好きなテーマで活動でき、自分のペースで取り組める点でおすすめです。
自分で稼ぐ仕組みを構築することで、自信をつける機会にもなります。
YouTuber
YouTuberとは、YouTubeに動画を投稿して、視聴者から広告収入を得る人です。
趣味や知識をシェアしたり、エンターテイメント性のある動画を作ったりすることで、世界中の人とつながりを持てます。
また、動画編集の技術や、発信力を磨けるのがメリットです。
一方で、視聴者を増やすためには独自性のあるコンテンツ作りと、コミュニケーション能力が必要で、結果が出るまでに時間がかかるのがデメリットです。
それに、批判的なコメントに対応する強さも求められます。
自分のペースで好きなことを発信して稼ぎたいニートの人は、YouTuberを目指してみてはいかがでしょうか。
ポイントサイト
ポイントサイトとは、インターネットで買い物をしたり、アンケートに答えたりすると、ポイントを貯められるWebサイトのことです。
貯めたポイントは、現金や商品券に換金できます。
自宅で簡単にできて、時間を自由に使える点がメリットです。特別なスキルがなくても始められるため、手軽さもあります。
しかし、なかなか稼ぎにくいのがデメリットです。そのため、稼ぎたいと思えば思うほど、費やす時間が増えてしまいます。
とはいえ、ニートの人が自宅で稼ぐ最初の一歩としては悪くない方法といえます。
ハンドメイド品の販売
自分で作ったハンドメイド品は、インターネットやイベントなどで販売できます。好きなものを作りながら、稼げるのがメリットです。
また、商品が売れれば、大きな達成感も得られるでしょう。
ただし、材料費を回収するまでに、時間がかかる可能性がある点がデメリットです。つまり、必ず売れるとは限りません。
それに、人気が出るかどうかも未知数です。
それでも、自分のペースで始められて、好きなことをビジネスにするチャンスがあることはニートの人におすすめできるポイントです。
それだけでなく、自分で商品を作り、それが評価される経験は、自己肯定感を高めることにもつながります。
【おすすめ】Webライターで稼ぐのもひとつの方法
ニートの人が自宅で稼ぐなら、Webライターもおすすめです。
Webライターとは、インターネット上に掲載される文章を執筆する仕事です。企業サイトや個人ブログなど、さまざまな媒体で文章を執筆します。
Webライターのメリット・デメリットは、次の通りです。
メリット
- 自分のペースで仕事ができる
- 初心者でも始めやすい
- 報酬が高額な案件もある
デメリット
- 仕事が見つかりにくい
- 報酬が低い案件もある
- 納期が厳しい場合がある
クラウドソーシングサイトでは、さまざまなWebライター案件が募集されています。
クラウドソーシングサイトは無料で登録できるので、自宅で稼ぎたいニートの人は、この機会に登録してみてはいかがでしょうか。
まとめ
親と同居していたりある程度の貯蓄があったりすれば、ニートになってもしばらくはお金に困らないかもしれません。
しかし、ニートのままでは、将来困ることは目に見えています。
現在ニート状態の人は、紹介した稼ぎ方を参考にしながら、自分に合った方法を選んで、安心して暮らせる将来を手に入れましょう。